【インタビュー】pialago 安本選手

来期2部でプレーするチームを決めるFicko’ Roiplaisir  対 pialagoのカード。2016年度オープンリーグ29チームの頂点に立ったpialagoだがFicko’ Roiplaisirのフィジカルとスキルはこれまでのリーグ戦とは一癖も二癖も違う相手、やはり簡単な戦いではなかった。前半は決定機をしっかり決めきるFicko’ Roiplaisirが2-0でリードし相手の試合巧者ぶりに苦しい展開だったが、タイムアウトで修正をすると前半終了間際にpialago 18安本選手のゴールで息を吹き返す。後半も立て続けに得点を重ねる6分9番中橋選手、7分18番安本選手、15分9番中橋選手が連続得点で形勢逆転。1点を返されるも見事4-3で勝利、2部参入の権利を手にした。
この試合、前半終了間際と3点目をあげたpialago 18安本選手に話を聞いた。

 

―まずは本日勝利した今の気持ちを伺いたいです!
ギリギリの試合だったので、正直ホッとしていますが、これからだなという気持ちが強いです。


―カテゴリーが2つも違う相手でした。チームとしてそれについては何か意識していたのでしょうか?

カテゴリーに関してはチームとして特に意識はしていませんでした。どんなチームが相手でも自分たちのフットサルをするだけだと思っていました。


―前半から前プレでガンガンいっていましたが、相手のフィジカルやスピードに苦戦している場面もあるように感じました。2点ビハインドのときはどんな心境だったのでしょうか?

2点ビハインドの時もそんなにあせってはいませんでした。タイムアウトの時に守備での修正点を話し合い、1点ずつしっかり返していこうという気持ちでした。
そして前半終了間際に得点上げました!あの状況であの時間に得点をあげれたのはかなり大きいように感じました。振りかえってみて、いかがでしょうか?
チームとして、前半の内に1点は返しておきたいと思っていました。味方からのいいパスがきたので、冷静にゴレイロの位置をみてシュートを打つだけでした。


―後半18分に1点差に迫られました。短いようで長い残り2分はどんなお気持ちでしたか?

さすがに疲れが出始めていたので、マークのズレなどから危険な場面もいくつかあり、正直ひやひやしていました。


―その中でも結果的に勝ちきれたのは何が要因でだったでしょうか?
守りきれたことだとおもいます。
最後に1点返されてしまいましたが、そこで集中力をきらすことなくベンチからも声を出して守りきれたことが勝因だと思います。


―緊張感走る接戦を見事競り勝ちました!安本さんが思う今日の試合のMVPは誰でしょうか?理由と合わせて教えてください!

途中の同点ゴールと勝ち越しのゴールの2点をしっかり決めてくれた中橋さんだと思います。
中橋さんはフィジカルが強く、ボールのキープ力とディフェンス力のある選手で、フィジカルを生かした堅い守備で何度も助けられました。


―P’s high以来のオープンから一気に二部の参入です!来期に向けて意気込みを教えてください!

1つ1つの試合に集中して1部への昇格を目指したいと思います。


―ありがとうございます!そしておめでとうございます!

 

 

インタビュー一言目で既に次を意識しているワードが出てくるあたりにモチベーションの高さがうかがえる安本選手、ゲームの中でも攻守にわたりポイントとなっていた。大事な舞台でしっかりと結果を残したその活躍を来期の2部の舞台でも見れることに期待したい。