【愛知県1部第6節インタビュー】FC JOYFUT 森 竜也選手「(パスを)回転、スピード、高さ、コースと実は意識して出しています。」
県1部第6節の第4試合のカードは、3試合連続で白星から離れている5位FC JOYFUTと前節に全勝のROWDY FUTSAL CLUBに土をつけた4位F・S・D翔の対戦。ともに得点力に長ける両チームの争いは互いに良さを発揮しあう対決となった。試合開始直後からFC JOYFUTがボールを回し6山内選手、20森選手が早々にきめて戦半6分で2点をリードする。F・S・D翔も負けじと縦パスとドリブル突破で推進力を見せて攻め込むも、FC JOYFUTの長短のパスを交えた分厚い攻撃が決定機を多く作り、5-1で前半を折り返す。後半、スロースターターのF・S・D翔が持ち前の突破力を発揮して前線をボールを運ぶようになる。後半7分までに18大元選手、9松原選手が決めて2点差に詰め寄ると、FC JOYFUTも持ち前のボール回しで相手のプレス回避を行い、流れを完全に渡さないプレーを披露。14松田選手、16山内選手を中心にシュートシーンを多く作り時間が経過、見事5-3でFC JOYFUTが勝利した。
この試合、パス、シュート、守備と多くの場面でボールに関わり存在感を見せたFC JOYFUT森選手にインタビューを実施した。
―試合、お疲れ様でした!まずは本日の試合について感想を教えてください!
何としても勝って上位争いに残りたかった試合で勝てたので、ホッとしています。
―3試合白星から離れてしまっておりましたが、今日にいたるまでチームの状態はどうだったのでしょうか。
51番中条選手のケガで戦力ダウンしてしまった中、チーム内での試行錯誤が迷いを生んでいた気がします。その中でも14番松田選手とは、得点を挙げることでチームを盛り上げようと話していて、ようやく結果に結びついたと思います。
―本日も5得点、FC JOYFUTには多くの選手が点を取れるチーム力の高さを感じます。その得点力の秘訣は何でしょうか。
JOYFUTのフットサルは、個人戦術だけじゃなくチーム戦術もあるところが秘訣であり魅力だと思います。
―森さんはセットプレーのキッカー、ゲームメイク、そして得点と多岐にわたる活躍をしておりますが、ご自身はどんなプレーが得意だと思っておりますか。
パスです!回転、スピード、高さ、コースと実は意識して出しています。
特に今日の後半に16番山内選手に出したパスはイメージ通りでした。パスフェチかもしれません(笑)
―次節の相手は調子を上げてきているP’s highです。意気込みをお願いします!
JOYFUTは毎回、サポーターやスタッフも応援に来て盛り上げてくれてますので絶対に勝って応えたいと思います!
―ありがとうございます!!
「やっと勝てました…」インタビューの際に最初にこぼれた感想から、森選手が思い重圧に耐えて戦っていたことが伝わってきた。そんなプレッシャーの中でもパス、シュートと高いパフォーマンスを発揮したのは気持ちとスキルを持つ証だろう。