【AFSL1部2019 第4節インタビュー】PRIDE/futsal arena 山家 広大選手「心掛けてることは周りを見ること」
カウンターの起点を何度も演出 山家選手
愛知県1部第4節は中盤戦に差し掛かり大方のリーグ情勢が見えてきた。そんな中で行われたPRIDE/futsal arena – FC JOYFUTの全勝対決は多くの人が注目した。試合は前からプレスをかけるPRIDEがいきなりリズムを作る。今枝選手、池島選手が相手陣内で躍動すると、前半9分に山家選手のフリーキックからのボールが直接決まりPRIDEが先制。その後も17分にも連携から走り込んだPRIDE村上選手が追加点で2-0で折り返す。負けられないJOYFUTは森選手、須藤選手などシュートスキルに長けるプレーヤーが打開をはかるも相手の守備を崩しきれない時間が続く。後半で先に1点を奪って何とかリズムを掴みたいことろだったが、PRIDEの勢いは止まらない。後半4分、5分に立て続けに得点をあげてリードを広げる。JOYFUTも10岡田選手がドリブル突破を狙い続けるも相手DF網を突破しきれず、このままタイムアップ。PRIDEが5-0で完封勝利を上げた。
この日、フィクソの位置で相手の攻撃を幾度となくシャットアウト、そしてそこから攻撃へと繋げる活躍を見せたPRIDE/futsal arena山家選手にインタビューを実施した。
-試合お疲れさまでした!まずは5-0で勝利した本日の試合について、感想をお願いします!
全勝対決ということもあったので本当に嬉しいです。5点取れたこともですが、今日の相手に失点0で終われたのは素晴らしかったと思います。
-全勝同士の対決ということで、試合への入り方も難しいところがあったと思います!
試合前のゲームプランとして、チームではどんな話をしていたのでしょうか?
今日のためにというわけではないですが、いつもの練習でセットプレーやパス回し、前プレ回避の練習は継続してやっているので、そこに関してはいつも通りです。
ただ、相手のセットプレーに対しては対策を立ててチームでしっかり準備をしてきたので、その成果を出せたと思います。
-山家さんのプレーについて、後ろに位置しながら相手のボールを何度も奪うのみならず、ドリブルで持ち込みゴール前でもチャンスを演出していました!
自分で自信を持っているのはどんなところでしょうか?
ドリブルもシュートも足の速さも特別すごくないですし、体の線も細いので、自信あるとこってあまりないです。笑
なので、心掛けてることは周りを見ることですかね。
攻撃でも守備でも、全体のバランスは見るようにしてます。攻撃ではダイレクトパスでチャンス広げられるような位置どり意識したり、守備ではカバーなんかのポジションどり気にしたりしてます。
-本日5-0とスコアをみれば素晴らしい結果です!
あえて山家さんが感じているチームの課題点や修正点をあげるとすれば、どんなところでしょうか?
自分たちの流れを作るのが上手じゃないところかと思います。
今期のリーグ戦では全試合で先制点を取れてるのでうまくいってますが、相手に先制された時、リードされてる時にいかに自分たちの流れを作れるか。そこが課題かなと思ってます。
-次節はまた2週間後にドコスタ戦です!意気込みをお願いします!
勝ちが続いていてチームの雰囲気もとてもいいと思うので、全員で体張って頑張りたいと思います!
-ありがとうございます!
今シーズンからPRIDEに加入、そして上位決戦でしっかりと仕事を果たした山家選手。彼のしなやかな身体の運びとバランス感覚に優れたプレーはPRIDE好調要因の一つだろう。次節以降も彼の活躍から目が離せない。