【AFSL1部2019 第8節インタビュー】voce e amador/イナスタ 戸田　範弘選手「ピッチとベンチにいる選手が一体となって、1戦1戦勝利に向かって戦っている」

安定力と存在感で勝利に貢献　戸田選手

愛知県1部リーグ第8節、全勝街道を進むvoce e amador/イナスタはINFINIと対戦。優勝争いと残留への気持ちがぶつかったこのカードは1点が重みが際立った。立ち上がりからプレス強度の高いヴォセはINFINIに自陣でのボール回しを許さない。サイドから攻め入り、前半6分にクロスを岩井選手が冷静に決めて先制すると、7分にもゴール前の混戦から小澤選手が頭で決めて追加点。INFINIの伊藤選手の運びにはヴォセ守備網が立ちはだかり、決定的なファー詰めにもゴレイロ戸田選手が反応するなど集中を切らさず、2-0でヴォセリードで前半を折り返す。後半、攻めるしかないINFINIはパワーシューター及川選手が左足で蹴りこむと、後半2分に左サイドから突き刺し1点を返す。息を吹き返したINFINIはその後も小池選手の繋ぎや伊藤選手の突破など果敢に攻撃、ヴォセも小川選手吉田選手などシュートスキルに長けるプレーヤー陣がゴールを狙う。一進一退の攻防の末に後半15分に左コーナーからの繋ぎでヴォセ小川選手がコースを変えて決める。それでも直後17分にINFINIの石川選手が自陣からロングシュートを決めて追いつめるも、タイムアップ。3-2でヴォセが勝利した。
この試合、相手のパスやシュートにも警戒を怠らず40分ゴール前で存在感を発揮し続けたvoce e amador/イナスタ戸田選手に話を伺った。

-まずは3-2で勝利しました試合について、感想を教えてください！

率直に一安心と言う気持ちです。試合前から厳しい戦いになると思っていたので、勝ち点3をチームで獲得できた事をとても嬉しく思っています。

-試合の流れについて、前半はゲームを優位に進めていた一方で、後半はかなり被シュートが多い印象でした！
ゴレイロとしては前後半で心境の変化はありましたか？

特に前後半で心境の変化はありません。失点をしないことを意識しつつも、失点しても崩れずに1試合戦い抜くという気持ちでいました。

-前半の相手の決定的なファー詰めをはじきだしたり、いつでも飛び出せるような姿勢から蹴り出したりなどでいたりと、集中を伴ったパフォーマンスでした！
それでも、相手の気迫もあり2失点でした。
自己評価で、この試合は何点でしたか？

60点です。チームは勝利することができましたが、個人的にはまだまだ課題が多く残る試合内容だったと思っています。

-今季、ずっと強さみなぎる戦いが見れますね！
全勝を続ける要因を一つ上げるとしたら何でしょうか？

やはりチーム力だと思います。ピッチの中にいる選手とベンチにいる選手が一体となって、1戦1戦勝利に向かって戦っているからだと思います。

-次節はFreccia Okazakiが相手です！意気込みをお願いします！

次節のFreccia Okazakiさんは手ごわく強い相手だと思っています。一回一回の練習を大事にして、次節もチーム一丸となって勝利を目指したいと思います。

-ありがとうございます！！

戸田選手の安定感があるからこそ、voce e amador/イナスタのフィールド陣も思い切りよく攻めれるだろう。7連勝の勢いがさらにチームの結束をより強固にしている。残り2節も戸田選手やvoce e amador/イナスタのパフォーマンスに期待がかかる。