【愛知県1部第7節インタビュー】INFINI FUTSAL CLUB 猿渡 祥選手「最後の最後までチームとして我慢出来た事が勝利に繋がった」

県一部第7節の第1試合は、INFINI FUTSAL CLUB 対 voce e amador/イナスタ。勝ち点15で並ぶ同士の対決は、朝一番から緊張感あふれる戦いとなった。試合開始直後から両チームが得点を狙いに行くアグレッシブな戦いになる。試合が動いたのは前半7分voce e amador/イナスタ右サイドからのフリーキックを吉田選手が壁のズレを上手くつき、先制。その直後INFINIも負けじと鳴神選手のシュートのこぼれを猿渡選手が押し込み追いつくと、伊藤選手が続けざまに決めてすぐに逆転。voce e amador/イナスタのヒートアップもあってか5ファールでフラストレーションを溜めてしまい、前半終了。後半、voceが反撃に出たいところだったが、先に点を挙げたのはINFINI、後半1分にコーナーから猿渡選手が決めて追加点。その後互いに1点ずつを上げて、残り36秒で諦めないvoce e amador/イナスタ吉田選手のこの日2点目で1点差に追いつくも、最後はINFINI FUTSAL CLUB伊藤選手が前線で奪って追加点で再度突き放す。その結果5-3でINFINI FUTSAL CLUBが勝利した。
この試合、攻守にわたり目立ち、要所で得点もあげたINFINI FUTSAL CLUB 2猿渡選手に話を伺った。

―本日の試合、5-3で勝利となりました!試合の感想を教えて下さい!
自分の壁のミスで先制点を取られる厳しい展開でしたが、良い時間帯に追加点が入り逃げ切る事が出来ました。
もともと回されるのはある程度想定出来ていたの、最後の最後までチームとして我慢出来た事が勝利に繋がったと思います。

 

―2週連続の上位対決でしたが、前節の勝利後からこの1週間はどんな準備をしてきたのでしょうか。
個人的にはとにかく守備を意識してました。もともと得点は多く取れるチームではないので、失点を最小限に減らし、接戦をものにするチームだと思います。なので個人もチームでも少しでもボールフォルダーに距離を詰めて、相手にプレッシャーをかけ続ける事を常に考えて練習して来ました。
あとは、いかに伊藤、小畠、小池、中野の攻撃に特徴ある選手に気持ち良く、ストレスなくプレーできるか守備のバランス、パスの繋ぎ方を常に考えて練習から取り組んで来ました。

 

―先制されながらも得点を重ねたシーゾーゲームでした。振り返って、ポイントとなったのはどの場面でしょうか。
3-1になった時。少し気持ちにも余裕が出来て、多少ですが気持ちの中で行けるんじゃないかと思いました。ただやっぱり終了間際に吉田君に決められた時はさすがに引き分けも考えましたが、伊藤が上手い事決めてくれたので良かったです。

 

―猿渡選手のプレーについて、間で顏だしたり、角を取るなど攻撃のアクセントになり、更に得点もあげました。ご自身はどんなプレーが強みだと思っていますか。
2点はたまたま取れただけ。笑
特徴は特にないのですが、その中でも守備だと思います。自分自身ドリブルもシュートも身体能力がそこまで特徴のない選手なので、まずは準備、ポジションニングの部分でサボる事なく一試合通して粘り強く守備出来る事だと思います。

 

―残り2節、負けられない戦いが続きます。次節のFC JOYFUT戦にむけて、意気込みをお願いします!
FC JOYFUTさんは、パスも動きも個人の能力も1部でも1.2番にレベルが高いと思います。だからこそ、いつも通りいつものようにチーム全員で粘り強く守備も攻撃もサボらず40分間戦いたいと思います。

 

―ありがとうございます!

 

 

突破力が目立つINFINIメンバーの中で、ポジショニングとパスでバランスを取る猿渡選手はアクセントとなりチーム力に厚みをもたらしている。そして何より後半早々に3点目を自ら決めて流れを引きた貢献度は大きく、首位決戦のMVPは猿渡選手で異論は無いだろう。