【AFSL1部2019 第3節インタビュー】PRIDE/futsal arena 平松 法大選手「(スローの秘訣で)意識していることは観察することです」

PRIDE堅守の要 平松選手

愛知県1部第3節、連勝中のPRIDE/futsal arenaは勝ち星一つ差のFreccia Okazakiと対戦。試合は前半早々、相手陣内で身体を上手く使ったPRIDE窪井選手による連続得点で2点リードの状況に。その後は両チームとも得点を狙いに果敢に攻めるも、互いのゴレイロが集中を切らさずスコアは動かず。後半、Frecciaも野村選手や堀田選手などスキルのある選手を中心にじりじりとPRIDEゴールに迫ると、ついに後半14分に野々山選手がこぼれを押し込み1点差に。その後両チームとも1点ずつ追加して緊張感あふれる展開で、前のめりになる攻撃陣にPRIDE平松選手、Freccia松崎選手の両ゴレイロが良い飛び出しで決定機を潰しあう。そしてそのままタイムアップ、3-2でPRIDEが勝利し開幕3連勝とした。
この試合、PRIDEゴールを守るだけでなくスローや飛び出しで攻撃にも大きく貢献したPRIDE/futsal arena平松選手にインタビューを実施した。

-試合お疲れさまでした!まずは、3-2で勝利しました本日の試合の感想を教えてください!

お疲れ様でした。
まずは試合に勝ててよかったです。
先制はしましたが、詰め寄られ苦しい時間もありました。
OFでは点を取れる時間、場面でしっかり点を取らないと難しい試合展開になるというのを改めて感じた試合だったと思います。
DFでは後半は集中力の切れる時間が多く、失点を重ねてしまいました。
しかしチーム全員で最後まで戦い、得た勝点3は、とても価値のある勝点だったと思います。

 

-試合をふり返ると、徐々に相手がペースを掴み、後半に2度1点差に詰め寄られました!
残り時間も少ない中で嫌な時間だったと思いますが、ゴレイロの心境はどんなものだったのでしょうか?

終盤に嫌な時間が多くあり、なかなか難しい試合でした。
自らのミスで失点してしまい、難しい試合にしてしまった責任も感じながら、「これ以上は絶対に失点をしない‼」という気持ちを強く持ちながら、周りへの声でのサポートにも気を配り、残りの時間の使い方や試合の終わらせ方を意識していました。

 

-前節までトータル無失点、今節も2失点でここまでリーグ最少失点をキープしています!
攻撃も3試合18点と順調ですが、今シーズンここまでチームが結果を出せているのはチームの何が良いのでしょうか?

昨シーズン終盤からチームとして取り組んでいることを継続しながら、精度を上げていき、新戦力も加入しチーム内の競争も増え、チーム力が上がったことが大きな要因だと思います。
ただ今日の失点は防げる失点だったので、しっかりと反省し次節以降に繋げていきたいです。
また攻撃の面でも、もっと点の取れるシーンもあったと思います。そういったシーンでしっかり点を取らないと自分達からリズムを狂わす、相手に流れを持っていかれてしまうので、練習から意識して取り組んでいきたいです。

 

-速報には書ききれませんでしたが、本日も何度もスローから攻撃の起点を演出していましたね!
スローの秘訣を教えて下さい!笑

意識していることは観察することです。
練習のときから味方選手の動き、特徴等をしっかりと観察し、試合相手の選手のこともしっかりと観察し、味方選手には届くけど相手選手には届かない所にスローするということですかね⁇笑

 

-次節の相手はFC JOYFUT、みんな注目するであろう上位直接対決です!意気込みをよろしくお願いします!

全勝チーム同士ということで、前半戦のポイントになる試合だと考えています。
昇格のためには絶対落とせない試合になるので、ここをしっかりとチーム全員で勝ち切りたいと思います。

 

-ありがとうございます!

 

 

ポジショニング・セービングの精度の高さを活かしPRIDEゴールを守りきった平松選手。自分にも味方にも厳しい評価をするも、スローでのサポート含め彼の存在感がフィールドプレーヤーを勇気づけているのは間違いない。