【愛知県1部第5節インタビュー】F・S・D翔 深谷 郁夫選手「逆に開き直って試合に入れたと思います。」

県1部第5節、最終試合はここまで全勝のROWDY FUTSAL CLUBと2連敗中のF・S・D翔の対戦。直近の結果を見る限りROWDY FUTSAL CLUBにより勢いがあるかと予想された。先制は前半2分、ROWDY FUTSAL CLUBがサイドから送られたボールにファーサイドで11金子選手が滑り込み先制。この展開がF・S・D翔の目を覚ます。元々ドリブルでの仕掛けやセカンドボールへの対応が早いF・S・D翔のスタイルが容赦なく首位ROWDY FUTSAL CLUBに襲い掛かることとなる。前半9分にシュートのこぼれ球を拾った13深谷選手がゴール前の混戦の上を狙う技ありシュートで追いつくと、相手の弾丸シュートに対しカバーに入ったF・S・D翔18大元選手がヘディングクリアするなど、気迫のこもったプレーを披露して前半を折り返す。後半に入ると16武馬選手、10服部選手、18大元選手が立て続けに得点し、一気にF・S・D翔のペースに。ROWDY FUTSAL CLUBも8伊藤選手、10浅沼選手などを軸に攻め込むも相手の気迫と寄せに対して思う通りに相手陣内に攻め込めないまま時間が経過する。後半10分に11金子選手がこの日2点目となるゴールを上げるも、万策尽きる。4-2でF・S・D翔が勝利、最も勢いのあるチームに土をつけた。
この試合、ドリブル、パス、シュートで攻撃にリズムをつくり、巧みな同点ゴールをあげた13深谷選手にインタビューを実施した。

―本日の試合、おつかれさまでした!まずは4-2で勝利した本日の試合について感想をお願いします。
前節とその前から負けが続いていて、今節負けてしまうとチームの士気も下がってしまうので、勝てて良かったなっていうのが正直な感想です。
あと、洋祐君(翔18番)のクリアとゴールは凄かったですね。あの2つのプレーで試合が決まったと思います。

 

―全勝を貫くROWDY FUTSAL CLUB相手でしたが、試合の入り方は難しかったですか。
逆に開き直って試合に入れたと思います。相手を強いチームと思って試合に臨んだ方がみんな気持ちが入るので。

 

―ビハインドでの前半9分、浮かして狙った深谷選手のファインゴールで追いつきました。上という選択肢を選ぶのに勇気も必要だったと思いますが、振り返っていかがでしょうか。
相手チームのゴレイロが凄く反応が良くて、その分ボールをこぼす事が多かったので、そこは狙った方がいいんだろうなーとは思ってました。後はみんなが良い攻め方をして、そのシーンが来たので自分は気持ち良く浮かして決めさせてもらいました。

 

―私の印象では、深谷選手はドリブルでの仕掛け、意表を突いたトゥーキック、そしてシュートと相手からすると厄介なプレーヤーだと思っています。ご自身はどんなプレーに自信を思っておりますか。
自信と言われると難しいですね。自分のプレーに自信が持てるほど上手にできないので、その局面局面で試合に勝つ為に必要な事を思い付いてプレーしています。

 

―優勝戦線に残るためにはもうこれ以上負けられない状況です。次節のFC JOYFUT戦に向けて意気込みをお願いいたします。
今日の試合でチームとしても各個人としてもいいイメージを持って終わる事ができたので、次の試合も楽しみですね。

 

―ありがとうございます!

 

 

“上手くて、早い”、まさにF・S・D翔の象徴というべきプレースタイルの深谷選手。チームにリズムをもたらす彼のパフォーマンスに次節以降も注目が集まる。