【愛知県1部第2節インタビュー】voce e amador/イナスタ 川畑 良介選手「(課題を)チーム全員で取り組み、向き合っていけるかが大切」

怪我を乗り越えチームを支える川畑選手

愛知県1部第2節第5試合、voce e amador/イナスタ 対 PRIDE/futsal arenaは強豪同士の対戦。この日の暑さに加え、夕方から降り始めた雨の影響か湿気が増して過酷な環境での試合となった。試合は開始直後からvoce e amador/イナスタが猛攻、ダイレクトパスを交えた攻撃で吉田選手、松尾選手、川畑選手がPRIDEゴールを襲うもPRIDEゴレイロ平松選手が素晴らしい読みではじき返す。しかし前半1分で川畑選手がクロスをダイレクトでゴール上に蹴り込み先制。その後もvoce e amador/イナスタのペースは落ちることなく前半で23本のシュートを浴びせて、4-1で前半を折り返す。後半は状況が一転しPRIDEがボールをキープ、前線でボールを収めると窪井選手、奥村選手を軸にシュートシーンを演出すると後半13分に得点で2点差に迫る。この状況下でvoce e amador新加入選手が結果を出す。相手が前のめりになったところを狙い柴田選手、伊藤選手が追加点を上げると、第2PKからも追加点。7-3でvoce e amador/イナスタが勝利した。
この試合、幸先よく先制点をあげ攻守にわたり存在感を見せたvoce e amador/イナスタの川畑選手に話を伺った。

 

―お疲れ様でした!まずは7-3で勝ちました本日の試合の感想を教えてください!

試合した全選手同じだと思いますが、暑かったです(笑)
この暑さの中空調のない体育館で試合をするというのは、とても危険だと思います。
何かあってからでは遅いのでその辺は配慮してもらえると助かります。

 

―川畑さんのゴールに始まり川畑さんのゴールで終わりましたが、7得点を5選手と多くの選手が得点をあげました!
あえて、勝利のためキーポイントになった得点を一つ選ぶとしたらどのゴールでしたでしょうか。

全て重要なゴールだったとは思いますが、あえてあげるとしたら柴田の5点目ですかね。
4-1で前半を折り返して、後半立ち上がりから相手ペースで試合が進んでいく中で、先に得点を許してしまい4-2にされてしまった後の相手を突き放す得点だったのであれである程度試合を決めることができたかなと。
またこの試合では今年新加入の選手が得点をあげることができたのでとても嬉しかったです!

 

―川畑さんは後ろの位置で、攻守とも存在感を見せていました!ご自身は攻撃か守備、どちらがすきでしょうか。

もちろん点を取り合うスポーツなので攻撃は好きです。でも自分のプレースタイル・チームのバランスを考えるとどうしても守備に比重を置いたプレーの方が得意かなと思います。

 

―連勝中で勢いに乗るチームですが、課題や不安はどこにあると感じていますか。

チームは生き物みたいなものなので、課題は毎回の試合・毎回の練習・1つの練習で永遠に出てくる物だと思うので、不安に感じる事はありません。
その課題をチームでクリアし、また新たな課題をクリアしていくことがチームスポーツの楽しみであり魅力だと思っています。
これをいかにチーム全員で取り組み、向き合っていけるかが大切で、ボセアマというチームはそれができるチームです!

 

―今シーズンの意気込み、目標を教えてください!

昨シーズン、怪我をして1年間を棒に振ってしまい、チームを助けることができなかったので、チームの勝利の為に全力でプレーしたいと思います!
個人的には古巣ROBOGATOと戦いたいです!

 

―ありがとうございます!

 

 

昨季怪我で苦しんだ川畑選手は今シーズンピッチで躍動、タレント揃いのチームで最も存在感を示す選手の一人だ。プレー面でも精神面でもチームを支える彼の存在は躍進を続けるvoce e amador/イナスタにとって重要な働きをしているに違いにない。