【インタビュー】Fuerbellino橋渡監督、キャプテン神田選手

接戦の末に県リーグを優勝し、東海トーナメントに挑んだFuerbellino。転がり込んできた東海リーグへの挑戦の場で尻込みすることなく自分たちの強みをしっかりと発揮した。Vistamigo H.S戦では打ち合いになりながらも崩れることなく7-5で競り勝ち、勢いそのままアルキオーネ志太にも7得点をあげて勝利。見事、東海フットサル2部リーグへの昇格を果たした。
試合後に、橋渡監督とキャプテンの神田選手にお話を伺った。

 

-本日2戦、お疲れさまでした!今の率直な感想を伺えますでしょうか?橋渡さんから。
橋渡監督(以下、橋):そうですね、何人か来れない選手もいましたが、出てる選手が一生懸命がんばって走りきることができたなと思います。うちは走ることしかできないんですけど、それだけですね。
-出そうと思ったことはできた?
うちは元々フットサルできないので、頑張ることしかできないので。笑
2試合通して疲れてる中でも、2試合目は特に頑張ったなと思います。

-続いて、神田さん。
キャプテン神田選手(以下、神):いやもう、本当に嬉しいです!!
あのー、県一部からやってきて最初はちょっと躓いた感じでのスタートだったんですけど、そこからあがってこれてこの東海参入戦も二つ勝てて本当に嬉しいです!

-来シーズンから東海リーグで楽しみですね。Fuerbellinoのチームについて、聞かせてくれますか?
橋:うちは母体が前身の愛知ニューウェーブスがあって、そこを引き継ぐ形になったんですが、メンバー色々変わったりがあって主に学生中心にやってるチームで入れ替わりもありながらここまで来てる感じです。
毎年メンバーが変わるなかで県の二部に落ちたこともあるんですけど、ここまで来れるとは思ってなかったですね。

-今日に向けて何か準備してきたりことはありますか?
橋:うちはビデオ撮ったりとか基本的にはあまりしないので、自分たちのプレーをやること。ただVistamigoさんも強いというのは聞いていたので、やられなければ、走り負けなければいいなと思いました。
とにかく体調だけ整えていい思い出になれるように、こんな機会めったにないのでみんなで楽しみましょうと今日に臨むことができたのでそれが良かったのかなと思います。

-神田さんに伺います。結果的には両試合とも自分たちのポテンシャルをしっかり引き出せたという印象です。勝てた要因は何だったんでしょうか?
神:今日勝った理由ははみんなで雰囲気よくやれたというのがありました。(元気よくやれましたね。)1試合目に関しては先制点を許す形になったんですけども、そこで崩れずに上げて行けたのがよかった、シーゾーゲームだったのですが最後勝ちきれました。

-特に残り五分の時間帯にあと一歩の運動量の差が出ていましたね。
神:気持ちが一番という感じでがんばりました!チーム全体で!

-来シーズン東海リーグに参入する意気込み、目標を。
橋:何人か入れ替わる選手もいるかもしれないのですが、折角の機会でなかなか東海にあがれることもないので、楽しんでプレーさせて上げれるように。あとはみんなが意識を高めてやって行けれればいいかなと思います。
神:厳しい戦いになるとは思いますけど、1戦1戦みんなで戦って悔いのない一年にしたいと思います!

-分かりました!今日は一日素晴らしい試合、楽しませて頂きありがとうございました!

 

 

Fuerbellinoにあって対戦チームになかったものは、得点のたびにどの選手も喜びを素直に表現する若さ。キャプテン神田選手の素直なインタビューの受け答えがまさにそれを物語っている。
プレーでも対人能力の高さと運動量を全面に押し出す前プレで自分たちのペースに持っていくゲーム展開だった。2試合14得点の躍動が東海リーグの舞台でも見れることに期待したい。DSC_4757-tile