【AFSL1部2019 第9節インタビュー】FC JOYFUT 森 竜也選手「油断せずに試合に入れてプラン通りに運べた、こういう勝ち方はチームの自信になる」
チームを勇気づける先制ゴール 森選手
愛知県1部リーグ第9節、FC JOYFUTは名古屋オーシャンズ U-21と対戦。3位争いを繰り広げる両チームは互いに勝利への気持ちをぶつけ合う激しい試合展開になった。JOYFUTはピッチ全体を使う回しの中で北嶋選手、須藤選手など攻撃なプレーヤーが相手陣内でボールを前に運ぶ。オーシャン21もシュートスキルに長ける井上選手、野尻選手などが積極性を発揮。しかも切り替えの早さから流れを徐々に呼び込む。しかし、ゲームを動かしたのはJOYFUTのキャプテン森選手だった。前半14分に奪ったボールを受けた森選手がゴレイロと1対1を冷静に浮かせてゴールイン。そのまま1-0で前半を折り返す。後半、互いに”勝ち”への気持ちが高まる中で、身体をぶつけ合いながらもスコアは動かないまま時間が経過。後半13分にJOYFUTカウンターから北嶋選手が決めて追加点、直後にもJOYFUT内藤選手が決めて追加点。諦めないオーシャン21は残り6分28秒で宮川選手をゴレイロにパワープレーで対抗。リスクを避けられない中、逆にパワープレー返しを食らってしまい終わってみれば6-0でJOYFUTが勝利した。
この試合、硬直状態の中でも集中を切らさず決定的な場面を決めきったFC JOYFUTキャプテン森選手に話を聞いた。
-試合、お疲れさまでした!まずは6-0で勝利しました試合の感想を教えてください!
相手は選手権で結果も出してるチームだったので警戒していましたが、逆にそれが油断せずに試合に入れてプラン通りに運べました。
こういう勝ち方はチームの自信になるので良かったです。
-森さんの先制点について。
相手ゴレイロとの1対1を浮かせて決める技ありゴールでした!
ボールを受けてから、何を思ってどう決断したのでしょうか?
ウチのチームもそうですが、ゴレイロのレベルも上がってきて簡単に点が取れなくなってきているので元々、色んなことを練習で試していてループシュートもその1つでした。
キーパーとの距離感とかももちろんありますがその中で決まる可能性が高そうだと判断しました。
-結果的にはチームが得点を重ねましたが、後半途中までどちらに転んでもおかしくない展開でした!
相手よりJOYFUTが優れていたところをあげるとしたら、何でしょうか?
今日は特に気持ちの面で勝ちにこだわれていたと思います。
前節、負けたこともあってチーム全体の勝ちたい気持ちや内藤選手と北嶋選手のような精神的に強い選手の影響も大きいと思います。
-県リーグという舞台で競技フットサルをやっていて、最も楽しい瞬間はいつですか?
競技とエンジョイの違いは真剣にやっているかどうかだと思います。
だから1つの判定や結果にアツくなるし上手くいった時の楽しさは日常じゃ味わえませんね。
その中でも個人的にはチームとして連携した攻撃や守備が成功した時にはより嬉しさがあります。
-次節はDogosta刈谷が相手となります、意気込みをお願いします!
毎試合、ジョイフットにもサポーターが応援に来てくれているので刈谷ダービーをしっかり勝って応援してくれている人や観ている人に喜んでもらえるよう頑張ります。
-ありがとうございます!!
互いに気持ちがぶつかる一戦、緊張感漂う展開の中で森選手の鮮やかなループシュートがチームを勢いづけた。選手権で自信と勢いをつけた相手に対し、真っ向勝負でJOYFUTの連携が勝ったことはチームの今後に繋がるに違いない。