【AFSL1部2019 第8節インタビュー】Futsal Clube UNIAO 加藤 啓選手「チームが成長していると感じたのはやりきる力」
味方を信じて呼び込んだ逆転ゴール 加藤選手
2020年になり最初の愛知県1部リーグとなった第8節、ここまで勝ち星を取りこぼしているFutsal Clube UNIAOは連勝中のFreccia Okazakiと対戦。UNIAOは相手の寄せにも動じずに細かい繋ぎから崩す場面をつくると、前半10分に林選手が中央から思い切りよく蹴り込み先制。Frecciaも左右に揺さぶるパス回しでマークのズレを生ませると、15分にファーサイドから岩瀬選手、17分にはサイドから切り込んで野々山選手が決めて逆転して前半を折り返す。勝負が決まる後半、エンジンが先にかかったのはUNIAOだった。後半3分に奪ってからショートカウンターで倉地選手が決めて同点に。その後も高石選手、加藤選手が見方を追い越す走りからシュートを狙う積極性で相手ゴールに迫る。Frecciaも岩瀬選手、野々山選手を軸に打開する場面を作るも1点が遠い。このまま試合終了かと思われた残り1分、ピヴォに収まったボールに走り込んだUNIAO加藤選手が右足を振りきると、ゴールに突き刺さり逆転。そのまま試合終了となった。
この試合、繋ぎに反応してシュートを狙いにいく気持ちから逆転ゴールを呼び込んだFutsal Clube UNIAO加藤選手に話を伺った。
-まずは試合を3-2で勝利した感想を教えてください!
貴重な勝ち点3を取れて良かったと思います。
-試合展開について、先制したものの前半のうちにビハインドになってしました!
ハーフタイムではどんな確認をしていましたか?また、心理状態としてはどんな気持ちだったのでしょうか?
ハーフタイムでは戦術確認も多少はありましたがまず雰囲気をあげてく事を監督、コーチに言われました。
後半からはポジティブな声がけをしていきました。あきらかに僕達のペースに変わったと思います。
-終了間際のゴールシーンを振り返って、
後ろから走り込んでいるときに何を狙っていましたか?
倉地君がキープしてためを作る事を信じて裏に走りました。
-崩しの狙いやフィジカル面など、今シーズンの開幕と比較して成長を感じさせてくれます!
自分たちで感じている”成長”のようなものは何かありますか?
僕が特にチームが成長していると感じたのはやりきる力かなと思います。
今までは自分もそうですが上手く行かなかったり不満を持つと投げやりになってしまっていてよく監督に怒られてました、でも最近はプレー中に足を止めることなくディフェンスに戻ったりなど特に頑張ったのではないのかなと思います。
日頃の頑張りで今回の結果が生まれたと思います。
-次節はF・S・D翔が相手です!意気込みをお願いします!
かなり手強い相手だと思うけど雰囲気を上げて試合に臨めば今回のようになると思います。
‐ありがとうございます!!
マークを振りほどいて打開するシーンは前半からあった。試合終盤の苦しい場面でもシュートを打ち切った加藤選手の姿勢が勝ち越しゴールを呼び寄せた。全員で掴んだこの勝利が今後のチームの自信と勢いに繋がるだろう。