【愛知県1部第9節インタビュー】名古屋オーシャンズ U-21 溝口 司選手 「自分が動くことでチームを動かせればと思っています。」

愛知県1部リーグ最終節、名古屋オーシャンズ U-21は最終試合で下位2位以内が決まっているWING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd.と対戦。応援団の前で名古屋オーシャンズ U-21としては順位を上げるために白星がほしいが、WING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd.こそ来期に向けて有終の美を飾りたいところ。試合は前半から両チームエンジンをかかったプレーに。縦方向へのパスでシンプルに前線に運ぶWING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd.とサイドを起点に攻め込む名古屋オーシャンズ U-21の構図だが、先制はWING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd.。後方からのボールを抜け出した6斉藤が足を伸ばすとゴールに吸い込まれて先制。名古屋オーシャンズ U-21も負けじと溝口、下田がシュートまでいく。すると前半15分にストライカー美馬がゴール上に突き刺して同点弾、いい形で前半を折り返す。後半も名古屋オーシャンズ U-21のプレスを回避し続けるWING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd.といった一進一退の攻防が続くが、時間の経過とともにややオーシャンズが押し込む。すると、後半13分、18分と6仲井がゴール前同じような位置から連続ゴールで一気に突き放し、最後にもカウンターから13美馬が決めてダメ押し。4-1で名古屋オーシャンズ U-21が勝利、シーズン5勝目を上げた。
この試合、ゲームの組み立ての部分や守備の場面で存在感を見せた名古屋オーシャンズ U-21、9溝口選手にインタビューを実施した。

―本日の試合、お疲れ様でした!本日は応援団も大勢いる中で4-1という結果を残しました、感想を教えてください!
モチベーションを高く保ち、よく勝ちきった試合だと思います。応援団の方々には常日頃からお世話になっているので、勝利を届けることができて良かったです。

 

―最終節を前に5位に位置し、昇格・降格に関わらない中でテンションを完全に上げきるのは難しい部分もあったと思います。試合前のチームの雰囲気はいかがでしたか。
雰囲気はとても良かったです。年明けにU-18の全国大会があるので、それに向けてしっかり勝ちきろうとみんなで意識できていました。

 

―試合は前半を1-1で折り返すも、後半も変わらずに走り続けて立て続けに得点を重ねました!試合終了間際の得点が多い印象ですが、その勝負強さの秘訣は何でしょうか。
ゴールの局面では人数をかけることをチームとして練習から意識しているので、今日の試合もしっかり走りきれたことが得点に繋がっていると思います。

 

―溝口選手は切り替えや攻撃の組み立ての時点で存在感を感じました!得点力の高いメンバーの中でチームでどう貢献したいと考えていますか。
僕自身が得点を取ることもそうですが、それ以上に自分が動くことでチームを動かせればと思っています。結果的にチームとして点が取れるように、効果的な動きをしたいです。

 

―今シーズンのリーグ戦について、勝負どころでは勝ちきり5勝4敗で4位でフィニッシュとなりました!今シーズンの名古屋オーシャンズ U-21について、一言よろしくお願いいたします!
結果だけを見れば去年よりも順位を上げていますが、もっとやれたという感覚もあります。
来季はもっと上を目指したいです。

 

―ありがとうございます!

 

 

 

アグレッシブなスタイルの名古屋オーシャンズ U-21はポテンシャルの高い選手が多く揃う。その中で溝口選手のような人とボールを動かす選手がいるからこそゲームを通じて分厚い攻撃を続けることができるのであろう。さらに上を見る彼の今後の成長に期待だ。