【AFSL1部2019 第7節インタビュー】FC JOYFUT 鍛冶 毅監督「(多くの)選手が出場して、大変意味がある試合だった」

強豪JOYFUTのフットサルをけん引 鍛冶監督

愛知県1部第7節、優勝候補の一角でありながらも8月9月に黒星が重なってしまったFC JOYFUTはFutsal Clube UNIAOと対戦。展開が読みづらい対戦カードだったが、開始直後からJOYFUTがボールを回してゲームを支配。多くの選手がゴール前に飛び込むシーンが続くと、森選手や北嶋選手が決定機を沈めてリードとする。対するUNIAOは相手の戦い方に徐々に順応、しっかり守ってはカウンターから攻め入り寺坂選手を中心にシュートを打ち切って対抗。前半3-0でJOYFUTリードで折り返すと、ベンチから気を引き締める声が飛び出すJOYFUTの勢いは後半も止まらない。サイド突破を中心に相手ゴールに迫ると、後半12分までに須藤選手がゴール前で押し込むシーンが続きハットトリック。このままでは終われないUNIAOも岩田選手が相手のゴール前で脚を伸ばしてゴールを奪い返すも、後半17分にJOYFUT佐野選手がセカンドポストからダメ押しゴール。終わってみれば8-2でJOYFUTが勝利、きっちり3位をキープした。
この試合、連敗後の難しさのなかでも勝ちきる試合運びを見せてくれたFC JOYFUT 鍛冶監督に話を伺った。

-試合お疲れさまでした!8-2という結果について、感想を教えてください!

前半が3-0だったんですけど、正直もっと取らないとダメだったかなと。
理由は簡単で、セカンドポストまで走れてなかったのでハーフタイムに修正しました。結果的に後半にセカンドポストで3点取れました。背番号7佐野の得点もセカンドポストでした。

ここまであまり試合に出場することがなかった選手が出場しての8-2なので大変意味がある試合だったと思います。

 

-直近の2連敗で優勝争いから一歩後退してしまい、モチベーションの上げ方や試合の入り方が難しかったと思います!
試合前はこの試合にどう戦おうと話していましたか?

確かにPRIDEさん、ボセアマさんに負けた事で優勝争いから脱落してしまいモチベーションの低下は否めないです。
この試合に関しては1ヶ月空いてしまった試合感覚や、フィジカル、審判のレフェリングなどを確認しながら試合に入るように言いました。

 

-昨年と比較してFC JOYFUTの攻撃はよりシンプルに、そして守備のアグレッシブさが増した気がします!
何か今シーズンのスタイルで変えたところ、または意識していることはありますか?

今シーズンなにかを変えたという所は何もありません。オフェンスは昨シーズンから引き続きクワトロ、ボランチをやってます。ディフェンスは前からいかせてます。
まぁ、どちらもやれてるかと言ったらやれてないんですけどね(笑)

 

-監督について。
フットサルの監督をしていて、一番嬉しい事、難しい事はどんなときでしょうか??

フットサルの監督をしていて一番嬉しい事は練習したパターンがハマったり、用意したサインプレー、セットプレーで点を取ってくれた時ですね。
タイムアウトを取って、指示したセットプレーで点を取ってくれたら最高ですね(笑)

難しい事は人数が集まらない時の練習ですかね。
やろうと思っていた練習が出来ないし、やれる事が限られますから。あとは、あまり蹴れなくても休まず練習に来ている選手は試合に出してあげたい思いと、試合に勝つ為には練習にあまり来れていなくても勝つ為には蹴れる選手を出さざるをえない事です。

 

-次節の相手はF・S・D翔です!意気込みを宜しくお願いします!

次節の翔さんはウチの前身の『JOGA BONITO』さらに前の『andiamo』時代からの付き合いになります。
いつ対戦しても接戦で、楽には勝たせてくれる相手ではないので、カウンターに気をつけながらゲームを進めていきたいなと思っています。

 

-ありがとうございます!!

 

 

タレント豊かな選手達とコミュニケーションをとる鍛冶監督。多彩なパスワークや正確なセットプレーを見せてくれるJOYFUTのパフォーマンスは監督の指揮なしには成り立たないだろう。引き続きFC JOYFUTでの采配、そして全選手の活躍に期待したい。