【愛知県1部第3節インタビュー】voce e amador/イナスタ 戸田 範弘選手「(チームが)選手の長所を認知してお互いが楽しんでプレーできる環境を整えてくれてる」
ゴール前の頑強な壁 戸田選手
愛知県1部第3節第3試合、voce e amador/イナスタはROWDY FUTSAL CLUBと対戦。連勝のvoce e amador/イナスタは開始直後から勢いよく攻めるも、ROWDY FUTSAL CLUBも自分たちのスピードを活かして積極的にゴールを狙いに行く。試合はvoce e amador/イナスタが前半7分に速攻、9分にカウンターから決めて2点リードに。ROWDY FUTSAL CLUBも速攻、しかも枠内シュートを増やしていく。ただ最後まで身体を投げ出すvoce e amador/イナスタDF、そしてゴール前に立ちはだかるゴレイロ戸田選手を前にゴールラインを割ることができずに前半終了。後半に入っても互いに全く攻撃の手を緩めない中で、時間経過とともに徐々にROWDY FUTSAL CLUBのスタミナが活きてくる。シュートシーンを増やして押し込むと、後半17分に遂にコーナーから三根選手が決めて1点差に。その後はスコア動かず試合終了、2-1でvoce e amador/イナスタが勝利した。
この試合で繰り返すカウンターの応酬にも臆することなくvoce e amador/イナスタのゴールマウスを守り続け、3勝目に大きく貢献した20戸田選手にインタビューを実施した。
―試合おつかれさまでした!まずは2-1で勝利した試合の感想を教えてください!
先ずは一つ勝ち点3を勝ち取ることができてホッとしています。試合を振り返ると、相手のROWDY FUTSAL CLUBさんが勝ってもおかしくない試合だったと思います。
―33本のシュートを浴びながらも試合を通じて幾度となくシュートを弾くのではなく、キャッチでマイボールにしているのが印象的でした!
何か秘訣はあったのでしょうか。
そうですね、特に秘訣はないです。普段の練習からGKとDFとが連携し守ることを意識して取り組んでいるので、その成果が今回のキャッチが多くなった要因だと思っています。
―リードして折り返した後半、相手のぬかりのない速攻に押し込まれる時間帯も長かったと思います!
ゴレイロとしてどんな心境でゴールマウスを守っていたのでしょうか?
前半にオフェンスで2点とってもらっていたので、このままリズムよく試合を運べたら、チームの目的の勝ち点3を取ることができるなと思っていました。しかし、相手攻撃の勢いが後半になって一段ギアが上がってたので、チームで守備をしっかりすることでリズムを取り戻そうと考えていました。失点はしてしまいましたが後半は特に集中力が下がらずに攻撃的な相手に対応ができていたと思います。
―戸田さん含め今シーズンチームに加入した選手もうまくチームに融合しているように思います!
チームに入って感じた、voce e amador/イナスタの素晴らしいと思うところはどこでしょうか?
チームの素晴らしいところは、とにかく楽しいチームだということです。
自分も含めて今シーズンに加入した選手を、快く迎え入れてくれて、選手の長所を認知してお互いが楽しんでプレーできる環境を整えてくれてると感じてます。また主力のメンバーが方向性を示しそれに向かってチームが進んでいる事を、移籍して実感しています。
―次節は上位チームの直接対決となるFC JOYFUT戦です、チームを代表して意気込みをお願いいたします!
相手のFC JOYFUTさんはとても活気があり強いチームだと思います。次節まで時間はあるので、チームで勝ち点を取れるよにしっかり準備をしていきたいと思います。
―ありがとうございます!!
ゴールマウスに戸田選手のような安定したプレーヤーがいることでフィールドプレーヤーも安心してアグレッシブな守備をすることができるだろう。引き続きチームの連携から生まれるセーブ、そしてそこからのvoce e amador/イナスタの”攻”の起点にも注目していきたい。